PROFILE
施設プロフィール
日本獣医生命科学大学 馬術部
東京都武蔵野市にある大学所属の馬術部です。 最寄り駅は新宿から20分、アクセス良好です。 馬9頭、部員20人で毎日元気に活動しています。
はじまり
ホウオウサーベルがTCCに仲間入りです!
遅生まれと言うハンデがありながら、ハーツクライ産駒らしく高い能力で新馬戦も見事な差しで勝利。菊花賞(GⅠ)などに出走するなど期待されていましたが、屈腱炎で療養の末、現役を引退。そして、今回オーナー様の強いご希望もありTCCホースとして仲間入りが決まりました。
●競走馬時代の戦歴(netkeiba様協力)
https://db.netkeiba.com/horse/2016104816/
※外部サイトへジャンプします
ハーツクライ産駒で、能力も高くスタミナ・スピードがあり中長距離むきで古馬になってからの活躍も期待される成長能力の高い血統で、デビュー戦は遅生まれと言うハンデもありながら、単勝オッズ1.4倍と多くの人気を集めその人気に応える見事な差しをみせ勝利。
菊花賞(GⅠ)などの大舞台にも出走し、ファンの期待も高まる中、屈腱炎が判明し療養の末に惜しまれながらも引退となりました。
現在はノーザンファーム天栄にいるとのことで、クリアザトラックを那須トレーニングファームに送り届けた後に、ホウオウサーベルを乗せてホースシェルターに連れて帰れるように去勢や輸送の調整を進めています。
怪我の回復後は、乗用馬としての活躍にも期待していますが、まずは環境に慣れゆっくり静養してくれればと思います。
温かいご支援を賜りますよう、宜しくお願い致します。
オーナーコメントが届きました!
ホウオウサーベルの競走馬時代のオーナーである小笹様よりコメントが届きました。
以下、原文のまま紹介させていただきます。
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セレクトセールで本馬をひと目見た時、その雄大な馬体とハンサムな顔立ちに一目ぼれしてしまいました。圧倒的1番人気で新馬戦を快勝した時には、この馬でGIを……そんな期待が胸を膨らませました。2戦目に重賞の東京スポーツ杯2歳Sに挑戦したのは、そんな思いの表れでした。結局、春クラシックには間に合いませんでしたが、じっくり成長を促して、3歳夏に2連勝。「菊花賞に向けての上がり馬」として注目を集めるようになりました。
しかし、この菊花賞で11着に敗れた後、左前脚の屈腱炎が判明し、長期の休養を余儀なくされました。復帰を目指して治療にあたっていたのですが、このたび屈腱炎の再発が判明、現役復帰を断念することになりました。
後半の4戦では蛯名正義騎手に騎乗していただきました。ケガにより長期休養から復帰する際に本馬の鞍上を引き受けていただき、調教から携わっていただきました。そして、ホウオウサーベルの菊花賞での騎乗が、結果的に蛯名騎手の最後のGIレース騎乗となりました。現在は調教師として、厩舎開業を待つ状況であることを考えると、2年という時の長さを感じずにはいられません。
ホウオウサーベルは6戦3勝という成績、ターフを駆けた期間は1年余りとそれほど長くありませんでしたが、勝ったときのパフォーマンス、そしてパドックやレースでの凛々しい姿は、とても見る者の記憶に残る馬だったと思います。その姿は、引退後もきっと皆さまを笑顔にしてくれることでしょう。
オーナーとして、たいへん思い出深い本馬の姿を引退後も見守りたく、このたびTCCへの加入をお願いした次第です。
現役時は、ご声援ありがとうございました。何卒、よろしくお願いいたします。
小笹芳央(ホウオウサーベル号馬主)