芦毛の人気馬クーちゃんこと「クーリンガー」の半妹を祖母に、「プリンセスナナコ」を妹に持つ、活躍馬をTCCホースに迎え入れ！
その血統からダート短距離路線での活躍を早くから期待されていましたが、残念ながら中央では未勝利。障害レース出走後の平場で、同世代のTCCホース「ドラゴンバローズ」に競り負けるレースも経験しましたが、地方に移った後にそのダート適正を存分に発揮！
長きに亘り活躍することが出来ました。

その差し脚を武器に、18勝[18-7-3-30]まで勝ち星を重ね頑張ってきて、まだまだレースでの活躍が期待されておりましたが、繋靱帯を痛め惜しまれながら競走の世界を引退。
一旦TCCにお声がけ頂いた際には、ホースシェルターに空きがない状況でしたが、幸せな馬生を送ってほしい、というオーナーのご厚意にて、シェルターの空きを待って頂いての、今回の受け入れとなりました。

オーナー楠元様より今回コメントを寄せていただきましたので、下記に紹介させていただきます。
また、中央でクラブオーナーの頃には、サラブレッドクラブライオン様のクラブ誌において、2か月に亘ってTCCの引退競走馬の支援活動を掲載頂いたりしました(2020年11月、12月号）

そのようなご縁を繋いできた今、歩様には大きな乱れもなく、決して大型ではありませんがダート馬らしい強さを感じる体つきと、落ち着いた雰囲気のある賢い馬です。
その真面目な性格で、療養した後にセカンドキャリアでもきっと活躍してくれると期待しております。
これからの活躍に向けて、皆さまの温かいご支援賜りましたら幸いです。

ドリームポリーニ紹介

　中央競馬でデビュー、21戦するも勝利をあげることができませんでした。園田競馬に移
籍後、C2クラスから12勝をコツコツと積み上げオープンクラスにまでかけ上がりました。

その後、7歳からは南関東競馬に移籍すると、能力は開花し川崎競馬で5連勝するなど6勝
をあげました。さらに上を目指していましたが、繋靱帯を痛めまだまだ元気いっぱいだっ
たのですが、残念ながら8歳で競走馬を引退することとなりました。
　中央未勝利で決してスターホースではありませんが、どんな競馬場でも、馬場が良くて
も悪くても、常に全力で走る姿にいつも感動を与えてもらってました。
　
　今回、多くの方のご縁でTCCにお世話になることとなりました。
　中央、地方あわせて8歳までコンスタントに真面目に全力で58戦走り抜けたタフさに加え
て、中央時代には障害レースの経験もあり器用な馬なので、セカンドキャリアでもその素
質が開花するものと期待しております。

　父タイキシャトルと同じ栗毛の可愛い9歳のおじさんですが、妹には藤田菜七子騎手が騎
乗して話題になったプリンセスナナコがおり、妹同様に皆さんに可愛がっていただければ
と思っております。
皆様の暖かいご支援をよろしくお願いします。【馬主　楠元貴司様】