PROFILE
施設プロフィール
馬事学院 バジガク
千葉県山武市に位置する馬の学校「東関東馬事高等学院」「東関東馬事専門学院」を運営する馬事学院。年間約30~60頭の引退馬を受け入れ、乗馬クラブや個人に譲渡しています。また、2022年より、近隣に引退馬の森(千葉)を併設。
はじまり
●競走馬時代の戦績(協力:netkeiba様)>>>
25戦1勝 [1-3-0-21]
同じTCCホースのマジックカーペットを管理されていた、田中 範雄 調教師。
その息子さんで、祖父の代からの競馬一家3代目として開業された田中 一巧 調教師の管理馬から、2019年6月にホースシェルター入りしました。
引退時は大きな故障も見当たらず、走りが競走馬に合わなかったとの判断で、TCCホースとして迎え入れ。
お父さん譲りの黒光りで見栄えのする馬体が特徴です。
栗東にて去勢後すぐにホースシェルターへ入厩しましたが、馬房でお隣さんとなった牝馬のサトノサイベリーにもあまり関心を示さず、人懐っこく馬房から顔出してくれるような子。
一方のサトノサイベリーは隣が気になって仕方ない様子なのに、動じないその姿を見ると、人気者になってくれる才能を感じました。
●2019年9月:乗馬クラブアトラス(群馬県)へ移動。
同じTCCホースのオールブラックスがお世話になっていた乗馬クラブ。
「またぜひTCCホースを預かりたい」という想いをお聞きして、おとなしい性格でレッスン馬としても活躍してくれそうなキラーサイクミレーがお世話になることが決まりました。
競走馬としては成績を残すことができませんでしたが、会員さんが楽しくふれあえる馬としてセカンドキャリアを築いてもらえればと思います。
その後、競走馬時代から負っていたと思われる骨片が見つかり、運動を控えめに様子を見ることに。
乗馬レッスンがままならない状況となったため、ホースシェルターの活動で連携している馬事学院 バジガクさんへ移動し、様子を見ていただくこととなりました。
●2020年10月:馬事学院 バジガク(千葉県)へ移動。
疲労蓄積で歩様が良くならず、乗馬として活動ができない状態が続いたため、一旦休養して引き馬やセラピー活動で活躍していく道も模索していました。
しかし、獣医さんやスタッフさんの手厚いサポートにより、徐々に運動を再開して筋力を付けてきました。
現在は馬術競技に出場できるまでになり、日々生徒さんとレッスンに励んでいます。
引き続きのご支援をよろしくお願いします。