PROFILE
施設プロフィール
メタセコイアと馬の森
メタセコイアと馬の森
「メタセコイア並木」隣の観光養老牧場。並木沿いに馬車が走り、ミニチュアホースと一緒にカフェタイムを楽しむことも出来る施設です。全体の竣工は2025年春を予定。現在はプレ営業中。 水曜はTCC会員さま限定の厩舎見学開催中。
はじまり
●競走馬時代の戦績(協力:netkeiba様)
https://db.netkeiba.com/horse/2014100349/→
曾祖母は「ロジータ記念」という馬名がレース名となってしまうほどの、南関東競馬の稀代の名牝の血を引き継いでいる馬。また同じ家系には重賞勝ち馬が多数いる日本屈指の牝系で、本馬もそれに続く活躍が期待されました。
ネコビッチのデビュー戦は2歳。夏の新潟芝マイル戦。出ムチを入れ気合をつけたが、行き脚がつかず最後方からレースを進めて、バテた馬を交わしただけで14着に敗れてしまう。
次走はダートの1200m。父の産駒、何よりロジータが得意としたダート競馬だ。10番人気でまた行き脚がつかず後方からレースを進めることになったが、上り3ハロンは2位のタイムで追い込み5着になった。やはり両親の血が騒いだのか、ここからダート競馬で5戦連続掲示板に載り、上りタイムはほぼ最速の追い込みスタイルが定着。
そして3歳になってからの初戦。2番人気支持された8戦目。後方からレースを進め4コーナーから猛烈な勢いで追い込み1頭だけ違う脚色。このまま勝てる!と思ったが1番人気の馬もネコビッチが並ぶ寸前からのラストスパート。激しいせめぎ合いが繰り広げられた結果、ネコビッチがクビほど前に出たところでゴール!!
3着との差は4馬身あり、まさにデッドヒートの中での初勝利でした。
その後500万クラスのレースで6戦中、持ち前の末脚を武器に3着2回、と善戦を続けた後のダート1300m戦。鞍上は関東の名手戸崎騎手。スタートも上手くでて中団につけ直線に向くが、内枠のため馬群に包まれて追い出しがかけられない…このまま終わってしまうのかと思った瞬間、外に1頭分だせるスペースが空き、そこに進路を取りラストスパート!持ち前の末脚で前に行く馬を一頭一頭捉えていき、後ろからの追撃も振り切り、半馬身差で2勝目をあげました。
1000万クラスにあがると上がり最速タイムで掲示板に載るも、勝利できず降級。500万クラスに戻るとまた2着、5着と安定した成績を残して3勝目も目前、というところで引退。
サラブレッドなのに「ネコ」というチャーミングな名前がついた、競馬ファンに人気を博しているネコ軍団の本馬。さらに名牝ロジータの血を受け継ぎ、豪快な末脚も魅力でした。
その人気を引っさげて、皆様の支援を得てTCCホースの仲間入りを果たしました!
2019年6月 牧之原乗馬クラブ(静岡県牧之原市)にてセカンドキャリアを積んでいく事となりました。
その名のとおり、チャーミングな個性を売りにクラブの人気者となっていながらも、競技会では真面目にこなすしっかりした乗馬へと育てあげていただいてます。
今では地域の子どもたちを背にゆっくり歩いたり、本当に幅広く活躍しています。
サービスエリアからのアクセスも可能ですので、ぜひお出掛けの際に気軽にお立ち寄りください。皆さまのご支援をよろしくお願いいたします
”Teamネコ”浜崎様よりコメント
この度、ネコビッチ号がお世話になることになりました。
ネコビッチ号の母ビバエルフ、そして兄妹のネコエルフとマリヒメもオーナーの所有馬で、とても思い入れのある馬です。ネコビッチ号は、名牝ロジータの血を受け継いでいますが、とても穏やかで人懐こく、人に対して従順な馬です。
デビュー戦は芝で14着でしたが、2戦目からダートに変更し堅実に掲示板に載り、8戦目で初勝利をあげました。昇級初戦は、落馬して一回転してしまい心配しましたが、きょとんとした顔で、他馬と一緒に地下馬道を通り、担当さんの元に帰ってきました。
常に一生懸命に走り、パドックでも元気いっぱいで、たくさんの方々に応援して頂きました。前
走後に屈腱炎が判明し、中央登録を抹消しました。亡き桐谷オーナーのご意向に添ってプロジェクトに参加させていただきました。
私としましても、TCCホースとしてセカンドキャリアの馬生を支援していきたいと考えております。TCC会員様の多くの方々に応援して頂けますと幸いです。
Teamネコ 浜崎幸子様
メタセコイアと馬の森 へ転厩しました
2024年5月13日にメタセコイアと馬の森 に転厩しました。
ツヤツヤの馬体で並木乗馬でも大人気! 小さいお子様からお年寄りまで乗せて、エースとして頑張ってくれています。ぜひネコくんの背中に乗りに来てくださいね。