お知らせ
2021.06.03
プロミスを見守ってくださる皆さま、SNSでの優しくあたたかいコメントありがとうございます。
多くの方に応援して支えてもらっているプロミス。本当に幸せな子だと思います。
やはり、粉砕骨折=安楽死というイメージが強いようで、生かしておくのがかわいそうと心配してくださるご意見が他サイトであったのも事実です。
事故が起きた日、私たちはそのことについてとても悩みました。
ですが、ふとプロミスの瞳を見た時に彼の諦めていない表情に、私たちスタッフや診療チームのみなさんの気持ちはひとつになったのだと思います。
プロミスが諦めない限り、一緒にがんばってもらおうと。
今も多くの人々に愛されている、父ステイゴールド号は、レースで追い抜こうとした馬を嚙みつきに行くという有名なエピソードがあるほど、激しい気性の持ち主だったと聞きました。
その息子、パフォーマプロミスもTCCセラピーパーク入厩前は、かなりのやんちゃだとの噂でした。
ですが、入厩したプロミスは未去勢にもかかわらず、やんちゃのイメージはなく、どちらかと言えば静かに周囲の様子を見ているような気高く利口な雰囲気を醸し出していました。
賢い彼は、競走馬としての役目を終えたことを理解していたのかもしれません。
そして現在入院中のプロミス。自分の状況を理解しているかのように、投薬や注射などの治療も大人しく受け入れているそうです。
蹄葉炎を発症することもなく、ここまで順調にこれたのは診療チームのみなさまのケアと、なによりプロミスの強い気持ちのおかげだと思っております。
プロミスは諦めていないのです。
ご心配いただいている皆さま、プロミスのがんばりを今後も少しずつでもお伝えしていければと思います。
そして数か月後、ホースシェルターに帰って来てくれた時には大好きなおやつを食べさせてあげたいです。
応援してくださる皆さまに心から感謝いたします。
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TCCみらい基金
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